製作:日本映画社[製]石本統吉[監]伊東寿恵男[出]花沢徳衛ほか
ハレー彗星の接近で地球から空気が吸い取られるという噂によって翻弄される村人達を描く。児童劇映画の古典。ある映画雑誌で「幻の日本SF映画」と紹介されたこともあり、当時、学校の校庭で催された<納涼映画会>や講堂で上映された映画教室で、この作品を観たこどもたちは多いはずである。原作は、富山の農民作家、岩倉政治の児童文学。花沢徳衛が欲の張った自転車屋の親父を演じている。
cf.
社団法人 映像文化製作者連盟 cf.
日本映画新社 TTE0080-01
cf. 岩倉政治「空気がなくなる日」