三代目 蝶花樓馬樂(1858年8月2日~1914年1月17日)
本名、本間弥太郎。俗に「弥太っぺ馬楽」「狂人馬楽」。初代春風亭千枝、一年足らずで二つ目。三代目 柳枝から破門され、1897年頃、桂市兵衛。1895年、三代目 小さん門下で、三代目蝶花樓馬樂。1910年3月頃、精神に異常をきたし、入退院を繰り返した上、胃癌で没。死後、師匠小さんによって谷中浄名院に「馬楽地蔵」が建立された。
cf.
寿限無
「長屋中歯を食いしばる花見かな」馬樂
「いやさらに寂しかるらむ馬道の馬楽の家の春も暮るれば」吉井勇