雨のしょぼしょぼ降る晩に ガラスの窓からのぞいてる 満鉄の金ボタンのばかやろう
触るは五十銭見るはただ 三円五十銭くれたなら かしわの鳴くまでぼぼするわ
上るの帰るのどうするの はやく精神きめなさい きめたらゲタ持って上がんなさい
お客さんこの頃紙高い 帳場の手前もあるでしょう 五十銭祝儀をはずみなさい
そしたら私も抱いて寝て 二つも三つもおまけして かしわの鳴くまでぼぼするわ
ああ騙された騙された 五十銭銀貨と思うたに ビール瓶の栓かよ騙された
あめのしょぽしょぽ ふるぱんに からすのまとからのそいてる
まんてつのきんぽたんのぱかやろう
さわるはこちしぇんみるはたた さんえんこちしぇんくれたなら
かしわのなくまでぽぽしゅるわ
あかるのかえるのとうしゅるの はやくしぇいしんちめなしゃい
ちめたらけたもてあかんなしゃい
おきゃくしゃんこのころかみたかい ちょーぱのてまえもあるてしょう
こちしぇんしゅーきをはちみなしゃい
そしたらわたしもたいてねて ふたちもみっちもおまけして
かしわのなくまでぽぽしゅるわ
ああまたまされたたまされた こちゅしぇんきんかとおもうたに
ぴるぴんのしぇんかよたましゃれた