伝説となった予告編から20年、あの「練苺夜会忠臣蔵」が、
東京オペラシティニューイヤー・コンサートで、組曲「
ジャズマン忠臣蔵」(初演)として復活する。47人ならぬ13人のジャズメンが、楽器を得物に繰り広げる、フリージャズの一大交響詩。
作曲:山下洋輔、編曲:松本 治、構成:筒井康隆。2005年1月16日(日)18時開演。
ちけっと予約しなきゃだわ(>_<)♪
「松の廊下のセットの前で、サックス奏者二人が猛烈なインプロヴィゼーションを展開すれば、日本人なら何をやっているか分かる。こういうコンセプトの「忠臣蔵」がずっと前から頭にあり、実現を待っていた。実は二十年前に一度予告編としてやったことがあるが、今回東京オペラシティで機会を得て、まったく新しい音楽作品の完成を目指すことにした。
「松の廊下」「切腹」「一力茶屋」「討ち入り」で、全四楽章になる。出演メンバーの特色を最大限に生かし、個々のプレイヤーの至芸はもちろん、楽器群対ピアノの協奏、全員で奏でるフリー・セッション、さらには、書きおろしのテーマの数々によるまったく新しいビッグバンドの様相、などなど、あっと驚くものを様々お見せしたいと思っている。
どうか、一月の忠臣蔵というオフビートな興行をお楽しみに、是非ともご参集くださいますよう、隅から隅まで、ずず〜いと、お願い申し上げ奉ります。(山下洋輔)」