2006年04月19日23時50分 高齢者らの在宅介護を担う65歳以上の介護者の約3割が、「死んでしまいたい」と感じたことがあることが、厚生労働省の研究班が実施した全国8500人の介護者アンケートでわかった。高齢者による介護の精神的負担を示すもので、社会的な支援のあり方が問い直されそうだ。
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休学時、祖父を介護した。介護には地獄がある。死は、その時まで、さまざまなカタチで家と家族をかけめぐり続ける。疲れ、ぼんやりと彼我の死を願う自分に慄然とした日もある。それでも家族が介護をつらぬきとおしたのは、両手ばなしに家族を愛した祖父を、家族が愛したからに他ならない。自分にはまだ出来ることがあったとも思うし、あれ以上は出来なかったとも思う。