テーマ今日的/研究対象期間適切/大正デモクラシー(産業革命の結果→勤め人の誕生:学歴)/明治前期初等、明治後期中等、大正期高等、教育の完成/「世間」の高校生の狼藉に対する甘受(壮士、書生との差=意識)/許されない昨今/白線文化=純粋な青春の哲学、エリートとは何か/三大寮歌の分析(嗚呼玉杯:天下国家・治者予備軍の自負、紅萌ゆる:個人と景観・内面哲理、都ぞ弥生:景観)/ライバル=仲間意識という通低静音、ヤクザの手じまい/意気と粋/寮歌の非商業性/北帰行は中大の「人生劇場」/吉田千秋「ひつじぐさ」/堀内敬三「音楽五十年史」/文化的保存の意義/CD付録/ジンタ=弱者、現世の音、心情/寮歌発生のタイミング/女学校=良妻賢母、寮歌=立身出世、立身出世を支える内助の妻/安川第五郎、土光経団連/大正期の変化の分析、明治天皇、「天下国家」圧力からの解放「今度のは駄目なんだぞ」/仏教、声明、和讃、祝詞、音韻学/一本締め、三本締め=民衆のリズム→エリート、切り離せない連続性/軍歌と寮歌、エリートと非エリートの音/軍という寮、戦友会で上官に「お前、あんた」/タテとヨコ/信濃の国と地歴/「自己が無いことを前提とした関係」→遊郭、苦界における儀式、イニシエーション、人間否定、自己否定/学生運動、日大闘争/歌を持つ/当事者の引用と分析/心理空間の共有/ココロにマント→サークル、宴会の歌/男性優位社会の徒花としての寮歌。