わがくにまもるものゝふの
やまとごゝろをひととはゞ
あさひににほふやまざくら
さくやかすみもこゝのへの
さこんのはなにこちふかば
よもにうちでむものゝふの
まもれまもれやほことりて
あだしむらくもうちはらひ
千春萬秋うごかざる
すめらみくにのおほみよと
ともに世界にたぐひなき
さくらばなこそ忠義なれ
さくらばなこそめでたけれ
みやこにこちはふきすさび
伯耆の國のすぎさかの
あとをしたひて高徳が
假屋のおにわのさくらぎに
留めしともじのことのはは
あかきこころをすみぞめの
はなとそのかをきそひける
よにもまれなる忠烈は
いくちよかけてかんばしく
やまとをのこのかがみぞと
はるのかすみのそがなかに
いとどむかしのしのばれて
ますらたけをのいやまさる
みかどに仇なすものあるか
くにに敵なすものあらば
忠義のつるぎふりかざし
ただいちげきにきりたふし
くにたひらげてやすらけく
すめらみことの御威徳を
ひろくせかいにかがやかし
さくらのはなともろともに
千春萬秋むかへんと
やたけこころのいやまさる
やまとをのこの忠烈は
さくらとともにためしなし
さくらとともにたぐひなし
cf. 2020-06-09 https://ignis.exblog.jp/30095255/