つたわることば
by sato_ignis
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(一)
我が行く道わ前にあり。 我が行く道わ前にあり。 荒れ田に土を反すべく。 枯れ木に斧を揮うべく。 (ふる) 種を播くべく、擴むべく。 芽を吹かすべく、育つべく。 (二) 我が行く道わ前にあり。 我が行く道わ前にあり。 劍の山も步むべく。 炎の海も潜るべく。 暗を逐うべく、破るべく。(やみ) 光待つべく、迎うべく。 (三) 我が行く道わ前にあり。 我が行く道わ前にあり。 貧富の國を逃るべく。 自由の国に走るべく。 鎻切るべく、放つべく。 手を握るべく、振うべく。 (四) 我が行く道わ前にあり。 我が行く道わ前にあり。 野に樂園を現ずべく。 地に天國を築くべく。 主義叫ぶべく、傳うべく。 身を捧ぐべく、進むべく。 (五) 我が行く道わ前にあり。 我が行く道わ前にあり。 朝にわ 倶に稼ぐべく。(とも) 夕には 倶に遊ぶべく。(ゆー) 國開くべく、助くべく。 人愛すべく、睦むべく。
「社會主義の詩」明治卅九年四月十一日發行
四月十一日。くしきえにし。
by sato_ignis
| 2020-06-09 23:42
| 講義
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