・呼吸の有無が不確かな時は、人工呼吸をする。呼吸している人にしても平気。
・心臓マッサージでは、骨折の心配よりも、救命を優先。訓練どおり圧迫する。
・心臓マッサージで傷病者の骨を折った場合は、救急隊員に報告する。
→ 報告すれば、死亡時の解剖(事件性の有無確認)を避けられる。
・止血は、コンビニのビニール袋などを手にはめ、感染を防止する。
→ 傷病者には、「ごめんなさい、私の手が汚れていますから」と説明する。
・ライターを持ち歩く。ハンカチなど、あぶれば消毒ガーゼの代用になる。
・野次馬は、すべて無視する。彼らは、とことん無責任である。
・協力者は、具体的に指名(そこの○○の方、××を手伝ってください)する。
× 「携帯持っている人、119番してください」
◎ 「そこの青いシャツの方、携帯ありますか。
(はい)→119番してください (いいえ)→他に誰か、携帯ありますか」
・傷病者が女性の場合は、できるかぎり女性の協力者を求める。
・CPRは、協力者を求める。ロスタイム=手当を受けていない時間
・救命作業中は、大声で手順を確認する。落ち着く。
・毛布や布で傷病者をくるむ時は、「あわせ」に注意する。
→ 「傷病者の右→左」で。逆あわせは、遺体用。
・副子は、丸めた雑誌や新聞で患部くるんでも可。
・東京を走る救急車は、217台。出動は、年間678000回。
・阪神大震災では、5000人以上の負傷者に対して、救急車による搬送は、7%。
・カーラーの救命曲線
→ 死亡率50%:心停止後3分・呼吸停止後10分・多量出血30分。
→ 社会復帰してこそ救命。
・成人の定義:8歳以上または25kg以上。