
つたわることば
by sato_ignis
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過ぎし日露の戰ひに 勇士の骨をうづめたる
忠靈塔をあふぎ見よ 赤き血潮に色そめし
夕日をあびて空たかく 千里曠野にそびえたり
酷寒零下三十度 銃も劍も砲身も
駒のひづめも凍るとき すはや近づく敵の影
防寒服が重いぞと 互ひに顏を見合はせる
しつかりかぶる鐵かぶと 忽ち作る散兵壕
わが聯隊旗ひらひらと 見あげる空に日の丸の
銀翼光る爆撃機 彈に舞ひ立つ傳書鳩
戰ひやんで陣營の かがやきさへる星の下
黄色い泥水くみとつて かしぐ飯かうに立つ湯氣の
ぬくみに探るはだ守り 故郷いかにと語り合ふ
面影さらぬ戰友の 遺髮の前にいまひらく
慰問袋のキャラメルを ささげる心きみ知るや
背嚢枕によもすがら ねむれぬ朝の大吹雪
東洋平和のためならば 我らがいのち捨つるとも
なにか惜しまん日本の 生命線はここにあり
九千萬のはらからと ともに守らん滿州を
by sato_ignis
| 2016-03-18 02:20
| 音楽
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