
つたわることば
by sato_ignis
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ひと日ふた日は晴れたれど 三日四日五日は雨に風
道の惡しきに乘る駒も 踏みわづらひぬ野路山路
雪こそ降らね冱えかへる 嵐やいかに寒からん
氷こそはれこの朝 霜こそをけれこの夕
獨乙の國もゆき過ぎて 露西亞の境に入りにしが
寒さはいよいよまさり來て 降らぬ日もなし雪あられ
さびしき里にいでたれば ここはゐづかとたづねしに
聞くもあはれやそのむかし 亡ぼされたる波蘭
かしこに見ゆる城のあと ここに殘れる石の垣
照らす夕日は色さむく 飛ぶもさびしや鴣鵠の影
榮枯盛衰世のならひ その理は知れれども
かくまで荒るるものとして たれかは知らむ夢にだに
存亡興廢世のならひ その理をうたがはむ
人は一度來ても見よ 哀れはかなきこのところ
咲きて榮えし古の 色よ匂ひよいまゐづか
花の都のその春も まこと一時の夢にして
by sato_ignis
| 2009-02-10 05:07
| 音楽
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