
受験に奇跡なし。ただ軌跡あるのみ。のびのび、しっかりと!
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高校生ではなく、「受験生」の君たちへ
夏合宿で、日に日にゲッソリやつれていく君たちを、気分よくながめていました。誰やらの感想文中の、「体が削れていくが、重くなる。」は、至言だと思います。スポーツ合宿って、のどまでメシをつめこんでもやせるでしょう。あれと同じで、アタマをフルに使うと、食おうが寝ようがやせるのです。
君たちは、何のために勉強しているのでしょう。塾講師としての私は、それは点数のためですよ、合格のためですよ、つまりあなたの将来のためですよ、と答えます。しかし、(私としての)私は、勉強に、アタマを使うことに、理由なんかいらないと考えています。悲しんで苦しんで、耳や鼻からケムリが出てくるまで考えぬくー。それだけでいいと思います。
受験に奇跡はおこりません。答案用紙には、君のアタマの軌跡があるだけです。だから、今はただ、あの合宿での君たちのように、不器用に、がむしゃらに打ちこんでもらいたい。受験会場では、終鈴の瞬間まで、カラダを削ってアタマを使いなさい。腰が抜けて椅子から立ち上がれなくなれば、全身で考えた証拠です。
バランスなんて、歳を取ればいくらでもとるようになります。勉強をする時、アタマを使う時、—君が何かを求めて闘う時—、あらかじめとっておくような遊びも余暇もいらない。限界をきめず、限界まで、ひたすらくらいつき、前に進みなさい。私(とクマさん)は、君の闘いをみつめています。