昨日は通常授業。新高1の男の子たちは,みな明るい顔でやってきて,普段に増してバカ話をして帰っていった。その前は(おそらく)浪人する子と打ち合わせ。そう,これで最高学府への一歩を踏みだしたと思え。目の前の子どもたちには,先日の
akyfm氏とのつぶやきを伝え続けている。
ふと思い立って,アドレス帳にいた卒業生たちにもメールを送る。ちょいと長くなったその文言は結局,常に繰り返し伝えてきたことと同じ,余談の続きだ。思いがけぬ数の返信の中には,読んでいてウムとうなる真摯な便りも少なくない。06年の終講を思い出す。
先のメール,読みようによってはまるで遺書だ。しかしごく明るい意味で,命がけでのこすコトバは,講義でもメールでも常に遺言なのではないか。覚悟は日々の中にあって,それは存外おだやかなものなのかもしれぬ。
cf. 2006-11-30 終講と http://ignis.exblog.jp/6118798/